

minikuraに預けた荷物を取り出したいけれど、料金体系が複雑で送料がいくらかかるか不安に感じていませんか?この記事では、minikuraの料金体系の一覧から、MONOプランやHAKOプランの違い、アイテムごとと箱ごとの送料、便利なオプション料金まで詳しく解説します。
さらに、料金シミュレーションや、まとめて取り出すことで費用を安くする方法、クーポンの活用術も紹介。他社比較としてサマリーポケットとの違いや、荷物がかかる日数、具体的な手順、注意点、解約方法、利用者の口コミまで網羅しています。
これを読めば、あなたの状況に最適な取り出し方がわかり、安心してサービスを利用できます。
- minikuraの料金体系とプランごとの違いがわかる
- 地域別の送料やオプション料金の詳細がわかる
- 料金を安くする具体的な方法やコツがわかる
- 申し込みから荷物が届くまでの手順と注意点がわかる
minikuraの取り出し料金の仕組みを徹底解説
minikuraの料金体系一覧
minikuraの料金は、大きく分けて4つの要素で構成されています。サービスを利用する上で基本となる料金なので、まずは全体像を把握しておきましょう。
minikuraの基本料金体系
- 月額保管料: 預けている箱ごとに毎月発生する基本料金。
- 取り出し送料: 荷物を取り出す際に発生する配送料。
- オプション料金: クリーニングなどの追加サービスを利用した場合の料金。
- 廃棄料金: 預けた荷物を処分する際に発生する料金。
毎月かかるのは「月額保管料」で、これはプランによって金額が異なります。そして、実際に荷物を手元に戻す際に必ず発生するのが「取り出し送料」です。これに加えて、必要に応じてクリーニングなどのオプション料金や、不要品を処分する際の廃棄料金がかかる仕組みになっています。
MONOプランとHAKOプランの違い
minikuraには、荷物の管理・取り出し方法が異なる2つの主要プランがあります。それぞれの特徴を理解し、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが重要です。

| 項目 | MONOプラン | HAKOプラン |
|---|---|---|
| 特徴 | アイテムを1点ずつ写真撮影し、個別管理 | 箱単位で管理(写真撮影なし) |
| 月額保管料 | 1箱 330円/月 | 1箱 275円/月 |
| 取り出し単位 | アイテム1点から | 箱ごと |
| 取り出し送料 | 1梱包 1,100円〜 | 1箱 1,100円〜 |
| 向いているモノ | 衣類、本、CDなど個別に取り出すもの | シーズンオフの衣類一式、思い出の品など |
MONOプランは、箱の中身を1点1点写真撮影してくれるのが最大の特徴です。マイページから写真を見て管理できるため、「あの服だけ取り出したい」といったニーズに応えられます。一方、HAKOプランは月額料金が安い分、写真撮影はなく箱単位での管理となります。中身を長期間取り出す予定がない場合に適しています。
アイテムごと・箱ごとの取り出し方
取り出し方は、選択しているプランによって異なります。それぞれのメリット・デメリットを把握しておきましょう。
アイテムごとの取り出し(MONOプラン)
MONOプランの最大のメリットは、必要なアイテムだけをピンポイントで取り出せる点です。
- メリット: 必要なものだけ1点から取り出せる。
- デメリット: 1点ずつ頻繁に取り出すと、その都度送料がかかり割高になる。
送料は1回の注文(1梱包)につき1,100円からです。複数のアイテムを一度に注文した場合、1つの箱に収まれば送料は1回分で済みます。例えば、Tシャツ3枚と本5冊をまとめて取り出しても、1梱包に収まれば送料は1,100円〜となります。
箱ごとの取り出し(HAKOプラン・MONOプラン)
HAKOプランの基本となる取り出し方法です。MONOプランでも、箱をまるごと取り出すことが可能です。
- メリット: アイテム数に関わらず1箱分の送料で済むため、まとめて取り出す場合は経済的。
- デメリット: 中身の一部だけが必要な場合でも、箱全体を取り出す必要がある。
料金は1箱につき送料1,100円からです。シーズンオフの衣類をまとめて入れ替えたい場合などに適した方法と言えます。
地域で変わる取り出し送料
minikuraの取り出し送料は全国一律ではなく、配送先のエリアによって金額が異なります。 関東・信越・中部・北陸エリアが最も安く、北海道や沖縄、その他離島は高くなる傾向にあります。

| 配送先エリア | 送料(税込) |
|---|---|
| 北海道 | 1,540円 |
| 北東北(青森・秋田・岩手) | 1,210円 |
| 南東北(宮城・山形・福島) | 1,100円 |
| 関東(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨) | 1,100円 |
| 信越(新潟・長長野) | 1,100円 |
| 中部(静岡・愛知・三重・岐阜) | 1,100円 |
| 北陸(富山・石川・福井) | 1,100円 |
| 関西(大阪・京都・滋賀・奈良・和歌山・兵庫) | 1,210円 |
| 中国(岡山・広島・山口・鳥取・島根) | 1,320円 |
| 四国(香川・徳島・愛媛・高知) | 1,430円 |
| 九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島) | 1,540円 |
| 沖縄 | 1,870円 |
上記の料金は、レギュラーボックスやラージボックスなど、箱のサイズに関わらず1箱(1梱包)あたりの金額です。また、海外への発送は対応していません。
追加で発生するオプション料金
基本料金の他に、便利なオプションサービスも用意されています。必要に応じて活用することで、minikuraをさらに便利に使うことができます。
主なオプションサービス
- 早期取り出し料金: 預け入れから2ヶ月未満で箱ごと取り出す場合に発生します。プランに関わらず1箱あたり880円(税込)がかかります。
- クリーニング料金: 衣類や布団などをクリーニングしてから届けてもらえます。料金はアイテムによって異なり、例えばジャケットは1,210円、コートは1,980円です。
- あんしんオプション: 保管中の万が一の事故に備える補償サービスです。1箱あたり月額55円で、最大50万円まで補償されます。
- ハンガー保管オプション: シワをつけたくない衣類をハンガーにかけて保管してもらえます。MONOプラン限定で、1アイテムあたり月額55円です。
- おまかせヤフオク!出品: 預けたアイテムの出品を代行してくれるサービスです。
特に「早期取り出し料金」は見落としがちなポイントです。すぐに取り出す可能性がある場合は注意しましょう。なお、この料金はアイテムごとの取り出しには適用されません。
利用できる支払い方法
minikuraの支払い方法は、現在クレジットカードのみとなっています。
利用可能なクレジットカードブランド
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
- Diners Club
デビットカードやプリペイドカード、銀行振込、コンビニ払いなどには対応していません。ただし、キャンペーンなどで貯めたminikuraポイントを1ポイント=1円として支払いに利用することは可能です。
ケース別料金シミュレーション
実際の利用シーンを想定して、料金がいくらになるかシミュレーションしてみましょう。

【ケース1】MONOプランでTシャツ3枚を関東地方に取り出す
取り出し送料: 1,100円
→ 合計: 1,100円
※Tシャツ3枚は1梱包に収まるため送料は1回分です。
【ケース2】HAKOプラン1箱を関西地方に取り出す(預けて3ヶ月経過)
取り出し送料: 1,210円
→ 合計: 1,210円
※早期取り出し期間を過ぎているため追加料金はありません。
【ケース3】MONOプランの箱を預けて1ヶ月後、箱ごと九州地方に取り出す
取り出し送料: 1,540円
早期取り出し料金: 880円
→ 合計: 2,420円
※2ヶ月未満の箱ごと取り出しのため、早期取り出し料金が発生します。
【ケース4】MONOプランでコート1点のクリーニングを依頼し、関東地方に取り出す
取り出し送料: 1,100円
クリーニング料金(コート): 1,980円
→ 合計: 3,080円
※オプション料金が送料に加算されます。
minikuraの取り出し料金を賢く節約する方法
取り出し料金を安くする方法とクーポン
少し工夫するだけで、minikuraの取り出し料金を安く抑えることが可能です。賢く利用するための4つのポイントを紹介します。
料金を安くする4つのコツ
- 必要なものをまとめて取り出すMONOプランで1点ずつ取り出すと都度送料が発生します。複数のアイテムを一度に依頼すれば、1梱包分の送料で済みます。
- クーポン・キャンペーンを利用する公式サイトで不定期に実施されるキャンペーンや、提携企業の優待クーポンなどを活用しましょう。
- minikuraポイントを利用するキャンペーンやアンケートで貯めたポイントを、1ポイント=1円として支払いに充当できます。
- 早期取り出しを避ける預けてから2ヶ月未満の箱ごと取り出しは880円の追加料金がかかります。最低でも2ヶ月以上保管する計画を立てましょう。
特に「まとめて取り出す」ことは、MONOプラン利用者にとって最も基本的な節約術です。取り出し依頼をする前に、他に近々必要になるものがないか一度確認する習慣をつけると良いでしょう。
アイテムをまとめて取り出す際の送料
MONOプランで複数のアイテムを一度にまとめて取り出すと、送料は1梱包分(1,100円〜)で済むため非常にお得です。しかし、ここには一つ注意点があります。

複数個口になる可能性
一度の注文で取り出すアイテムの量が多い場合や、コートなどかさばるものが含まれる場合、1つの段ボールに収まらず梱包が複数に分かれる(複数個口になる)ことがあります。
その場合、個口分の送料が請求されます。
(例: 関東への配送で2個口になった場合 → 1,100円 × 2 = 2,200円)
ただし、この点は親切な設計になっており、マイページで取り出しアイテムを選択する際に、梱包が複数に分かれる場合は画面上で通知される仕組みになっています。最終的な請求金額をしっかり確認してから依頼を確定させましょう。
他社比較!サマリーポケットとの違い
宅配型トランクルームの代表的なサービスとして、minikuraの他に「サマリーポケット」があります。どちらを利用するか迷っている方のために、料金を中心に比較しました。
| 項目 | minikura | サマリーポケット |
|---|---|---|
| プラン名(アイテムごと) | MONOプラン | スタンダードプラン |
| 月額保管料(アイテムごと) | 330円/箱 | 330円~/箱 |
| アイテムごと取り出し送料 | 1,100円~/梱包 | 880円~/梱包 |
| プラン名(箱ごと) | HAKOプラン | エコノプラン |
| 月額保管料(箱ごと) | 275円/箱 | 275円~/箱 |
| 箱ごと取り出し送料 | 1,100円~/箱 | 1,100円~/箱 |
| 早期取り出し料金 | 預入後2ヶ月未満で880円 | 預入後3ヶ月未満で保管月数分の保管料 |
比較まとめ
- アイテムごとの取り出し送料は、サマリーポケットの方が安い傾向にあります。
- 箱ごとの取り出し送料や月額保管料は、ほぼ同等の水準です。
- 早期取り出しの条件や料金計算が異なるため、短期間の利用を考えている場合は特に注意が必要です。
荷物がかかる日数といつ届くか
「取り出しを依頼してから、荷物はいつ届くの?」という点も気になるところです。お届けまでの日数は、依頼する時間帯や配送地域によって変わります。


- 最短お届け日: 午前9時までに依頼を完了すれば、最短で翌日のお届けが可能です。ただし、北海道や九州、沖縄などは翌々日以降になる場合があります。
- 日時指定: お届け希望日と時間帯(午前中 / 14-16時 / 16-18時 / 18-20時 / 19-21時)を指定できます。
- 繁忙期: 衣替えシーズン(4〜6月、10〜12月)や大型連休前は依頼が集中し、通常より日数がかかることがあります。
- 配送業者: ヤマト運輸が担当します。
取り出しの具体的な手順とやり方
minikuraからの荷物取り出しは、すべてWebのマイページから簡単に行えます。具体的な手順は以下の通りです。
- マイページにログインminikura公式サイトからマイページにアクセスします。
- 「取り出す」を選択メニューから取り出し手続きを開始します。
- プランを選択取り出したいアイテムが保管されているプラン(MONO、HAKOなど)を選びます。
- アイテムまたは箱を選択MONOプランの場合は写真一覧から、HAKOプランの場合は箱の一覧から、取り出したいものにチェックを入れます。
- カートに入れて手続きへ選択したものをカートに入れ、手続き画面に進みます。
- お届け先情報を入力登録住所以外の実家や勤務先なども指定可能です。
- お届け希望日時を選択ご自身の都合の良い日時を選びます。
- 支払い情報を確認クーポンやポイントを利用する場合は、この画面で適用します。
- 最終確認と依頼完了送料などを含めた最終的な料金を確認し、問題がなければ依頼を確定します。
画面の案内に従って進めるだけで、誰でも簡単に手続きを完了できます。
依頼前に知るべき注意点
取り出しを依頼する前に、いくつか知っておくべき注意点があります。後から「知らなかった」と後悔しないよう、しっかり確認しておきましょう。

取り出し時の注意点まとめ
- 早期取り出し料金: 預け入れから2ヶ月未満で「箱ごと」取り出すと、送料とは別に880円の手数料がかかります。
- 複数個口の可能性: MONOプランで一度に多くのアイテムを取り出すと、梱包が複数に分かれ、箱の数だけ送料がかかる場合があります。
- キャンセル・変更: 取り出し依頼後、集荷準備が始まるとキャンセルやお届け先の変更はできません。
- 配送先: 国内であれば登録住所以外にも配送可能ですが、海外発送は不可です。
- 梱包資材: 預けた時の箱がそのまま戻ってくるわけではなく、minikuraが用意した新しい段ボールで届きます。
- 月額料金: 取り出した月の保管料は日割り計算されず、1ヶ月分が満額請求されます。
解約方法と最終費用
minikuraの利用をやめたい場合、サービスを「解約(退会)」するには、預けている全ての荷物をなくす必要があります。
解約(退会)の手順
- マイページから、保管中の全ての荷物の「取り出し」または「廃棄」を依頼する。
- 全ての荷物の手続きが完了する。
- マイページのアカウント情報から「退会手続き」を行う。
解約自体に手数料はかかりませんが、最後の荷物を取り出す際の「取り出し送料」が実質的な最終費用となります。もし全ての荷物を廃棄する場合は、1箱あたり1,100円の廃棄料金がかかります。保管物が1点でも残っている状態では解約手続きはできないので注意しましょう。
サービス利用者の口コミと評判
実際にminikuraを利用している人の声は、サービスを検討する上で非常に参考になります。良い口コミと、注意点に関する口コミをまとめました。

良い口コミ
- 「必要な服だけ1点から取り出せるMONOプランが便利すぎる」
- 「衣替えの時期に依頼したが、思ったより早く届いて助かった」
- 「アイテムの写真を見て、持っている服を管理できるのが良い」
- 「送料はかかるが、家賃の高い都心で収納スペースを借りるより断然安い」
- 「梱包が丁寧で、安心して任せられる」
悪い口コミ・注意点に関する口コミ
- 「1点だけ取り出すと送料1,100円は割高に感じる。まとめて取り出すのが前提」
- 「繁忙期は配送に1週間近くかかったことがある」
- 「早期取り出し手数料を知らずに請求されてしまった。もっと分かりやすく書いてほしい」
- 「送料が地域によって結構違うので、地方の人は確認が必要」
- 「クリーニングオプションは便利だけど、街のクリーニング店より少し高い」
やはりMONOプランの利便性を評価する声が多い一方で、送料については「まとめて取り出す」など工夫が必要という意見が見られました。
まとめ:minikuraの取り出し料金を理解し賢く使おう
この記事では、minikuraの取り出し料金について詳しく解説しました。最後に、重要なポイントをリストで振り返りましょう。
- minikuraの料金は月額保管料と取り出し送料が基本となる
- MONOプランはアイテムごと、HAKOプランは箱ごと取り出せる
- 取り出し送料は全国一律ではなく配送先の地域によって変動する
- 関東や中部エリアへの送料は1,100円からとなっている
- 預け入れ後2ヶ月未満で箱ごと取り出すと早期取り出し料金がかかる
- クリーニングやハンガー保管など便利なオプションも用意されている
- 支払い方法はクレジットカードのみでデビットカード等は利用不可
- MONOプランは必要なものをまとめて取り出すと送料を節約できる
- 一度に大量のアイテムを取り出すと複数個口で追加送料の可能性がある
- アイテムごとの送料はサマリーポケットの方が安い傾向にある
- 午前9時までの依頼で最短翌日配送が可能だが繁忙期は遅れることも
- 取り出し手順はマイページから画面の案内に従うだけで簡単
- 取り出し依頼後のキャンセルや変更は原則できないため注意が必要
- 解約するには全ての荷物を取り出すか廃棄する必要がある
- 利用者の口コミではMONOプランの利便性が高く評価されている









